Hakkun building

From 8x9craft
Revision as of 11:46, 16 October 2017 by Yokmama (talk | contribs) (はっくんビルディングのはじめかた)
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はっくんビルディングとは

はっくんビルディングは10分以内にどれだけ規定のオブジェクトを作ることができるか?

というゲームをベースに、繰り返しを使ったプログラムの必要性をゲームを通して体験し、チーム戦や個人戦によって楽しみながらプログラミングを学ぶことを目的としたワークです。


はっくんビルディング

はっくんビルディングのルール

はっくんビルディングでは次のルールで行うことを推奨しています。

  • ゲーム時間は10分
  • モチーフにはそれぞれ得点がある
  • チームで作成した作品全部の合計で競う
  • オブジェクトは見本と同じ素材でなければならない。
  • オブジェクトは隣接してはいけない。
  • ボーナスポイントあり。


はっくんビルディングの勝敗は、時間内に多く作ったチームあるいは個人の勝利という大変わかりやすいものですが、 作ったオブジェクトが規格にあったものであるかを判断しやすいようにするため、2つのルールを追加しています。

はっくんビルディング


それから、ルールの他にも、繰り返し方法、関数の作り方も説明したほうがよいでしょう。

しかし、はっくんビルディングは作る作業が大半を占めます。

そのため、ルールの説明やプログラミングの方法を最初にいっぺんにしてしまうと、それ以降先生とのコミニュケーションが少なくなり、分からない子がいた場合に個別に対応する時間が長くなりがちになるので、説明は冒頭にいっぺんにするのではなく、小出しにしていく工夫をします。

例えば、


  • 時間制限、モチーフそれぞれに得点がある、合計で競い合う、ビルディング会場の広さなどの説明は冒頭にする。

 「ゲームのルールは時間制限内にいくつ作れるか?」 です。

 これはワークの最終目標なので、最初したほうがよいです。

 はっくん迷路をするのであれば、はっくん迷路の前にするべきです。

 ただし、一度では理解するのは難しいので、はっくん迷路が終わったあとに、もう一度したほうがよいでしょう。


  • オブジェクトは隣接してはいけない。また同じ素材でないといけない

 このルールは、チュートリアルとして最初の一個を皆に説明し、全員がチュートリアルを終えた後に説明をします。

 チュートリアルを経験することで、オブジェクトには素材がそれぞれあること、 二つ目を作ることも考えないといけないことに気づくことが出来るからです。


  • 繰り返しをつかって沢山つくれること

 同じオブジェクトを複数作りはじめる子がでてきたときに説明します。

 感のいい子は繰り返しを使い大量にオブジェクトを作り始めます。

 そういう子がでてきたら、そのやりかたを解説するような形で、どうやったら連続で作れるかということを説明します。

 とくに、次のオブジェクトをつくる場合は、つくるだけでなく次のオブジェクトをつくる場所までの移動まで考えないといけないことも説明します。


  • ボーナスポイントの説明

 2つ目、3つ目のモチーフが出来た子がでてきたあたりで、ボーナスポイントの説明をします。

 ボーナスポイントは、全部のモチーフを最低1個づつ作った場合、モチーフの数*100点、つまり4個のモチーフがあるなら400点のボーナスがはいるということを説明します。

 こうすることで、2つ目、3つ目にもチャレンジするメリットを教えます。

 また、一度作ったプログラムは捨てないように説明をしてください。

 ときどき一個作ったプログラムを捨ててしまう子がいるので、最後に全部作ったら得点高くなるから捨てないでねと説明をしておきましょう。

 ただし、ペースが早い場合、説明をするタイニングが繰り返しの説明のすぐあとになりかねないです。

 その場合は、早く出来た子には個別に説明しておき、しばらく時間をおいて、あらためて全体に説明をしたほうがよいです。


  • 関数の説明

 複数のモチーフを作る子が数人でてきたら、関数を説明します。

 関数を使うと、あとで簡単に作ったプログラムを呼び出せること教えます。

 関数は必須ではないですが、複数のプログラムを操るようになるとワークスペースがごちゃごちゃしてくるので、必要な人にはとっても嬉しい情報になるはずです。


関数まで説明をしたら、残り時間を確認し、全体の時間-20分までを練習時間として、残り時間を発表します。

たとえば、90分のワークの場合、70分までが練習時間になります。

発表後は、マインクラフトの画面を中心にフォローをしつつ練習時間のタイムアップを待ちます。

はっくんビルディングのはじめかた

はっくんビルディングで準備するものは

  • モチーフの見本
  • ビルディング用のワールド

の2つです。

モチーフの見本は次のようなA4の用紙を準備します。

はっくんビルディング3

配った後かさばるとよくないので、A4用紙1枚にはいるように、絵はなるべく大きく。

そう考えると、4つか、6つぐらいが良いでしょう。

また時間的な制約を考えると慣れた子がいない場合は4つがおすすめです。

次にビルディングのワールドですが、これはすでにあるものを使うとよいです。

https://github.com/yokmama/8x9Craft-download/blob/master/world/buildinggame.zip

このようなマップがはいっています。

(注:すみません、このマップはデフォルトでチートオフになっているので、ゲーム内で設定を開いて、「OpenLAN」でチートONにしてマルチプレイゲームに変更してください。チートONにしないとTeacherコマンドが使えないはずです)


はっくんビルディング4

マップは自由に改変してもかまわないです。

ダウンロードしたマップは、プロファイルで設定されているゲームディレクトリ内に

はっくんビルディング5

savesというフォルダがありますので、その中に解凍した形でおいてください。

はっくんビルディング6

すると、マインクラフトのシングルプレイの画面でマップを選択することができます。

はっくんビルディング7


ビルディングの練習会場は、8x9Craftのロゴの看板の左奥にあります。

はっくんビルディング8

はっくん迷路がくっついた広場になっていますので、ちょうどよいと思います。

はっくんビルディング9

ちょっと高台の部分に、モチーフの見本を置くとよいです。

はっくんビルディング10


ビルディングの練習中によく使うコマンドは次のコマンドです。

  • /crab here <はっくんの名前>

これは、マウスターゲットしているブロックの位置にはっくんを移動させるコマンドです。

練習では、どんどん高いところに移動してしまって地面におりたい子や、まわりがごちゃごちゃしてきて思うようにビルディングできない子がいますので、そういう子には声をかけたり、また移動してほしいとお願いされたときに使います。

それから、練習がおわったら次のコマンドをつかってはっくんの制御をできなようにします。

  • /teacher lock yes

これは、プログラムの実行ができないようにするコマンドです。 このコマンドのあとに、各ハックンを会場の所定の位置に移動させます。

会場には、ブロックで置く場所に目印をしているのでそこに順番においてあげてください。

はっくんビルディング11

向きが重要な場合があるので、置いたときに向きはこの向きでよいか確認してください。

あさりのアイテムを持ってはっくんを右クリックするとくるくる回すことができます。

はっくんビルディング12

準備ができたら、タイマーを設定して

  • /teacher lock no

でロックを解除しゲームスタートです。

はっくんビルディングのポイント

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