Hakkun tower

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はっくんタワーとは

はっくんタワーは一つの建築物を複数人で作成するワークです。

このワークは、他の競い合うワークとは異なり、自分たちが納得できるものを制作することを目標にしたワークです。

そのため競争が苦手な子でも楽しめるワークになっています。

しかし、このワークは1人による制作は推奨していません。

なぜなら、1人だと単純なワークになってしまい、アイデアがあまり出にくいからです。 短時間で形のあるものを制作するには色々なアイデアからインスピレーションを得る必要があるため、ワークは基本二人以上を推奨しています。 二人以上で話し合うことで、色々な意見が出やすくなり、それによって楽しい作品づくりが出来ることを期待しています。

はっくんタワー

はっくんタワーのルール

1回のレッスンの時間を使って完成、発表までを目指します。

短時間で作品をつくる必要があるため、さらに作品のアイデアを出しやすくするよう、以下のような条件をつけます。

ここでは、目的にあわせてはっくん○○という名前になります。(○○のところは制作する題材の名前がはいります。)

たとえば、

はっくんタワーの場合

  • タワーを制作する
  • 屋上まで登れること

はっくんタワー


はっくんブリッジの場合

  • 橋を制作する
  • 徒歩で渡れること

はっくんブリッジ


といったように制作する物によって、利便性を考えた条件を付加します。

ルールとしてはこれだけで、プログラムは何回実行しても良いし、リモートビューにより直接はっくんの操作も許可します。

はっくんタワーの準備

はっくんタワーでは、作品を作りたくなるような会場づくりが重要です。

たとえば、タワーの場合、タワーを建てる場所がどこなのか、また完成したあと写真をとって雰囲気がでるステージ。

Hakkuntowerbase-1.png

橋であれば、川を作成しそこに橋をかけるというシチュエーションといった、作りたくなるような会場づくりが必要です。

Hakkuntowerbase-2.png

しかし、指導者が魅力的な会場を作るということは難しい課題です。

そこで、会場づくりも生徒に協力してもらうと良いでしょう。

たとえば、このワークの前のワークであるはっくんスプリントやはっくんビルディングを15分ほど早く終わらせて、全員で会場造りをすると、楽しい時間にもなりますし、魅力的な会場をつくることができるでしょう。

はっくんタワーのすすめ方

ルール説明

 まずはじめに、これまでのワークになれている生徒に、今回のワークは、競争ではないということ、それから、作品を1回のプログラム実行で制作するのではなく、時間制限内であれば、何度でもプログラムを実行してもよいということ。また練習時間はなく最初から本番です。と説明しておきます。

このように説明をしても、あとから分かっていなかったというケースがあるので、途中経過をみて何度も作り直して消してを繰り返している子がいたら、ルールを勘違いしている可能性があるので説明をする必要があります。

ステージ解説

ルールを説明したら次は、実際に制作に使うステージを紹介し、スタート時にはっくんがどこに置かれるか、また塔はどこにつくるかなどを説明します。

そして、過去に生徒が制作した作品などを紹介するなどして、どのようなものをどこにつくるのかということをイメージさせます。

Hakkuntowerrule-1.png

赤い枠の部分にはっくんを置きます

チーム分け

 チームについては、仲の良い子同士で組み合わせたり、JavaScriptができる子と、まだプログラミングが得意ではない子を組み合わせるなど、お互いにフォローしあえる関係ができるようなチームを作ってあげます。

それでもチーム分けが難しい場合は単純に席が隣同士でもよいでしょう。

アイデア制作の開始

 チーム分けが終わったら、さっそく作業にとりかかるように指示をしてください。 この時、いきなり作品作りを始めるのではなく、どのような作品をつくるのか事前に話し合いをする時間を設けてください。 その時間は15分ぐらいが妥当です。 デザインは各自に画用紙を渡して、その画用紙にクレヨンや色鉛筆等をつかって絵を書くことで作品のデザインをさせるとよいでしょう。

Hakkuntowerrule-2.jpg

作品制作の開始

 アイデアの時間が終わったら、制作開始の合図だしてください。時間は50分〜60分ぐらいがよいです。 作品制作の間は、皆どのような作品をつくっているのか、先生のPCでみてまわり、生徒にどんなことをやっているのか質問しながらタイムアップを待ちます。


終了の合図

 制作終了の1分前に合図をし、15秒前あたりからカウントダウンをして、作品制作の終了を合図してください。 このときコマンドで

/teacher lock yes

/js stopall

で全はっくんのプログラムを停止し、操作できないようにします。

プレゼン開始

プレゼンは各チームに、

  • 作品名
  • どのような作品を作ろうとしたのか?
  • どこを工夫したのか?

  といった内容の質問を3分ぐらいで説明してもらいます。

写真撮影

 出来が上がった作品は写真にとって記念に保存しておくと良いでしょう。  

はっくんタワーのポイント

はっくんタワーは、はっくんビルディングの後、またははっくんスプリントの後にやるべきワークです。

ブロックでもJavaScriptでもチャレンジできるワークなので、初心者でも中級者でも楽しむことができます。

とくに、中級者の場合、レバーやトラップドアなどを開閉したり、バケツやスコップ等を使って地形を変えたり、ブロックの向きを変えたりすることができるのはJavaScriptだけなので、より表現力のある作品を作りたい場合はJavaScriptのほうが有利です。

チーム開発でJavaScriptができる子と出来ない子を組み合わせて、JavaScriptに興味をもってもらう機会を作ることも期待しています。

それから、壁や橋では往復処理がありますので、繰り返し文の中に繰り返しをいれたり、繰り返しの中で行きと帰りを判断する処理をいれるといった、複雑な処理を実装できる要素もあります。

指導する場合は、出来ている子にはmさらに上のステップを提案したりすることで、いろいろな事にチャレンジする機会を与えると、単調なワークになりにくいはずです。